QSCA-HR

人事評価の使い方

評価ページを開く

半期ごとの人事評価を、このページの手順どおりに入力します。画面に出てくる言葉のとおりに説明しています。写真や画像は使っていないので、電波が弱い場所でもすぐ開けます。パスワードなどの秘密の情報は、この文書には一切書いていません。

第1部 評価のしくみ/第2部 入力のしかた(全員)/第3部 点数のつけかた/第4部 結果の見かた/第5部 ランク・昇給・昇格/第6部 店長・SV編/よくある質問

目次

第1部|全員向け

評価のしくみ

これは何をするページ?

半年に1回、お店で働く一人ひとりの仕事ぶりを記録して、次に何を伸ばすかを話し合うための評価です。これまで紙やExcelでやっていたものを、そのままWebでできるようにしました。評価の内容やルールは今までと変わりません。

はじめての人がやること(この3つだけ)

  1. 評価ページを開いて、QSCAと同じログインID・パスワードで入る
  2. 「あなたが記入する評価」に出ているカードを開く
  3. 質問に1つずつ答えて、最後に「提出する」を押す

カードが出ていない時期は、何もしなくて大丈夫です。評価の時期になると自動で出てきます。

1人を4人で評価します(360度評価)

1人の評価を、次の4人が別々に行います。ほかの人がどう付けたかは見えません。

誰がスタッフを評価するとき店長を評価するとき
自己本人本人
同僚①②同じ店舗の他の2名(店長を含む)部下2名
上長店長統括または経営者

最終的な点数は、この4人の点を次の重みで混ぜて計算します。

最終点 = 自己 10% + 同僚2名の平均 30% + 上長 60%

2名しかいない店舗では、同僚が1名になります。その場合はその1名の点を「同僚の点」として使います。

評価する項目は全部で20問

区分問数内容
Q 品質6問調理の正確さ、鮮度チェック、ロス管理など
S サービス5問接客態度、状況判断、クレーム対応、チーム連携など
C 清潔・衛生8問清掃、整理整頓、個人衛生、HACCP遵守など
研鑽1問期のはじめに立てた目標を達成できたか

このほかに、Cの区分には環境整備点検(他店の店長が抜き打ちで見に来るチェック)の結果が自動で加わります。これは店舗単位の結果なので、同じ店舗の全員に同じ点数が入ります。個人の入力は必要ありません。

第2部|全員向け

入力のしかた

2-1 ログインする

  1. 評価ページを開きます(URLは本部から共有されます)。
  2. QSCAと同じログインID・パスワードを入力します。新しく覚えるものはありません。
  3. 「ログインする」を押します。

2-2 自分がやる評価を開く

ログインすると「マイページ」が開きます。上のほうに「あなたが記入する評価」という欄があり、あなたが記入する分だけがカードで並んでいます。カードには「誰を評価するのか」と「どの立場で評価するのか(自己・同僚1・同僚2・上長)」が書いてあります。

カードを押すと、入力画面に進みます。

2-3 質問に答える

  1. 画面の上に「行動項目」と「着眼点」(何を見て判断するかの説明)が出ます。必ず読んでから答えてください。
  2. 4・3・2・1 のボタンから1つを選びます。基準は第3部で説明します。
  3. 下にスクロールして、20問すべてに答えます。残り何問かは画面に「残り ◯ 項目」と表示されます。

2-4 提出する

  1. すべての項目に答えると「提出する」ボタンが押せるようになります。
  2. 「提出する」を押します。
  3. マイページに戻り、そのカードが「提出済み」に移動していれば完了です。

第3部|全員向け

点数のつけかた

4段階の意味

点数意味こんなとき
4期待を大幅に超える言われなくても自分から動き、完璧にできている
3期待を満たす指導されなくても、決められたとおり正確にできている
2部分的に満たすできる日とできない日があり、安定していない
1下回るできていないことが多く、たびたび指導が必要

迷ったときの考え方

  • 「着眼点」に書いてあることだけで判断する。その人の性格や、好き嫌い、忙しさの印象では判断しません。
  • 期間全体を思い出して判断する。直近の1回の失敗や、たまたま見た良い場面だけで決めないでください。
  • 見ていないことは、想像で埋めない。厨房のことをホール担当が見ていないなら、無理に高くも低くもせず「3(期待を満たす)」を基準に考えます。

自己評価のコツ

自分を高く付けても、低く付けても、最終点への影響は1割です。実態どおりに付けるのがいちばん役に立ちます。自己評価と上長評価が大きくズレた項目は、面談で「認識の違い」として話し合う材料になります。それが分かること自体に価値があります。

同僚評価のコツ

同僚の評価は、あなたが誰にどう付けたかが本人に伝わらない仕組みです(同僚2名の点は平均されてから使われます)。だからこそ気を遣って全部4にする必要はありません。普段いっしょに働いていて感じたことを、そのまま付けてください。

逆に、個人的な感情で低く付けるのも避けてください。判断の材料は「着眼点」に書かれている行動だけです。

第4部|全員向け

結果の見かた

いつ見られる?

全員の入力が終わり、本部が集計して「公開」の操作をしたあとに、マイページの「あなたの評価結果」に表示されます。それまでは「公開された評価はまだありません」と出ます。

何が見られる?

見られるもの内容
総合点100点満点の最終的な点数
ランクS・A・B・C・D・E のいずれか
カテゴリ別の点QSC・研鑽・粗利・人件費それぞれの換算点
あなたの推移過去の期からの総合点の変化(折れ線と表)

見られないもの(そういう設計です)

誰が何点を付けたか(評価者ごとの内訳)は、本人には表示されません。同僚①が何点、上長が何点、という形では見えません。

これは評価者をかばうためではなく、同僚が遠慮せずに実態どおり付けられるようにするためです。内訳が本人に見えると、どうしても「角が立たない点」を付けたくなり、評価そのものが機能しなくなります。

詳しい中身は、面談のときに上長から口頭でフィードバックされます。数字の裏側を知りたいときは、面談で遠慮なく聞いてください。

第5部|全員向け

ランク・昇給・昇格

総合点はこう決まります

各項目の点は100点に換算され、グレード(等級)ごとの重みを掛けて合計されます。グレードが上がるほど、数字の責任(粗利・人件費)の比重が大きくなります。

グレードQSC自己研鑽粗利率人件費
1・290%10%
3・450%10%20%20%
5・630%10%30%30%

グレード3以上の人は、これに加えて売上の加減点があります。突発的な休業の影響を受けないよう、売上そのものではなく「日商(売上÷営業日数)」で前年同期と比べます。

日商の前年比加減点
110%以上+10点
105%以上+5点
95%超〜105%未満0点
95%以下−5点
90%以下−10点

ランクとピッチ

総合点ランクピッチ
91点以上S5
81〜90点A4
71〜80点B3
61〜70点C2
51〜60点D1
50点以下E0

「ピッチ」は昇給の単位です。ピッチが多いほど昇給額が大きくなります。

昇給は年1回・低いほうの期で決まります

評価は年2回(上期・下期)ですが、昇給は年1回です。年間のピッチは上期と下期のうち低いほうを採用します。半年だけ頑張るのではなく、1年を通して安定して良い状態を保つことが評価される仕組みです。

昇給額は「年間ピッチ × ピッチ単価(月額)」で計算されます。これとは別に、S評価・A評価には1回ごとに一時金が支給されます(基本給には積み上がらない、その都度の支給です)。

昇格の条件

現グレード次のグレードへ上がる条件
1評価B以上を2期連続(入社半年以上)
2評価B以上を2期連続 + 店長業務チェックリスト合格
3評価A以上を2期連続
4評価A以上を2期連続(複数店舗の統括業務・ポストに空きがある場合)
5評価A以上を2期連続(ポストに空きがある場合)

条件を満たすと「昇格候補」として自動的に表示されますが、実際に昇格するかどうかは、在級期間やポストの空き状況を踏まえて経営者が決定します。条件を満たせば自動的に昇格する、というものではありません。

グレード2から3へ上がるときに必要な「店長業務チェックリスト」は、店長業務が一人でこなせるかを10項目で確認するものです。確認は上長が行い、その進捗や結果は本人には表示されません。気になる場合は面談で直接聞いてください。

第6部|店長・SV・本部向け

店長・SV編

6-1 定量入力(グレード3以上の対象者)

管理メニューの「定量入力」から、対象者ごとに次の数字を入力します。粗利・人件費・売上・営業日数のセットです。

  • 粗利率:目標と実績(実績が目標以上なら達成)
  • 人件費:目標と実績(実績が目標以下なら達成=低いほど良い)
  • 売上高・営業日数:前年同期と当期の両方(日商の比較に使います)

6-2 環境整備点検(月1回以上・抜き打ち)

点検はQSCA本体のアプリ(店舗の記録アプリ)から行います。人事評価のページではありません。

  1. 点検する店舗のQR、または個人ログインでQSCAを開きます。
  2. チェック一覧から「環境整備点検」を選びます。
  3. 25項目を ○ または ✕ で記録して送信します。
✕の数判定評価への影響
0個A4点として計算
1個B3点として計算
2個以上C1点として計算(2週間以内に再点検)

期の中で行った点検の平均が、その店舗の全員のC-9(16点満点)に反映されます。点検が1回も行われなかった店舗は、標準の12点として扱います(点検しなかった不利益をスタッフに負わせないためです)。

✕を付けた項目は自動的に改善タスクになり、店舗側の画面に表示されます。点検結果は対象店舗にも見えるので、その場での言い訳ではなく、改善の材料として使ってください。

6-3 店長業務チェック(グレード2→3の昇格要件)

管理メニューの「店長業務チェック」から、対象者を選んで10項目を ○ / × で記録します。10項目すべて○で合格です。

  • 店長が入力できるのは自店舗のグレード2のスタッフのみです。
  • 自分自身のチェックは入力できません。
  • 結果は対象者本人には表示されません。
  • 何度でも再実施でき、履歴が残ります(最新のものが有効です)。

6-4 進捗の確認と督促(本部・管理者)

管理メニューの「進捗」で、期ごとの「提出数 / 全数」が確認できます。提出が遅れている人がいれば、期の締め前に声をかけてください。1人でも未提出があると、その人の評価は確定できません。

期の作成・割当の作成・評価の開始・集計・確定・公開の詳しい手順は、本部・管理者向けの「QSCA-HR 運用マニュアル」を参照してください。

よくある質問

よくある質問(FAQ)

気になる質問をタップすると、答えが開きます。

評価を入力する人の質問

Q. マイページに「記入する評価」が1件も出ていません。

A. まだ評価の期間が始まっていないか、あなたの割当がまだ作られていない可能性があります。評価期間中なのにカードが出ない場合は、本部・SVに確認してください。

Q. 途中で保存できますか?

A. 入力した内容は自動的に端末に保存されます。画面を閉じても、次に開いたときに続きから入力できます。ただし提出するまでは本部側には届いていません。

Q. 提出したあとに間違いに気づきました。

A. 自分では直せません。本部・SVに「差戻し」を依頼してください。差し戻されると、もう一度入力・提出できます。以前の回答も記録として残りますが、最新の提出が有効になります。

Q. 全部の項目に答えないと提出できませんか?

A. できません。未回答があると「残り ◯ 項目」と表示され、提出ボタンが押せません。未記入を0点として扱わないための仕組みです。

Q. よく見ていない項目は、どう付ければいいですか?

A. 想像で高く付けたり低く付けたりせず、「3(期待を満たす)」を基準に考えてください。判断は「着眼点」に書かれている行動だけで行います。

Q. 同僚に何点を付けたか、本人にバレますか?

A. 表示されません。同僚2名の点は平均されてから使われ、評価者ごとの内訳は本人にも公開されません。遠慮せず実態どおりに付けてください。

Q. 自己評価を高く付けたら得しますか?

A. ほとんど影響しません。自己評価が最終点に占める割合は10%です。実態とかけ離れた自己評価は、面談で認識のズレとして話題になるだけなので、正直に付けるほうが有益です。

Q. パスワードを忘れました。

A. QSCAと同じID・パスワードです。分からない場合や、間違えすぎてロックされた場合は、本部に再発行・解除を依頼してください。誰も現在のパスワードを見ることはできない仕組みです。

Q. スマホでも使えますか?

A. 使えます。店舗のiPadでも個人のスマホでも構いません。ただし共用端末を使うときは、入力が終わったら必ずログアウトしてください。

評価される側の疑問

Q. 誰が何点を付けたか知りたいです。

A. 評価者ごとの点数は本人には公開しません。これは同僚が遠慮なく実態どおりに評価できるようにするためです。総合点・ランク・カテゴリ別の点は見られます。詳しい内容は面談で上長から伝えられます。

Q. 自分の店舗の環境整備点検の結果が悪いと、私の評価も下がりますか?

A. 下がります。点検の結果は店舗単位で、同じ店舗の全員に同じ点数(16点満点)が入ります。店舗全体で環境を維持することが評価される仕組みです。点検結果と✕になった項目は店舗の画面にも表示されるので、改善に使ってください。

Q. 点検が1回も実施されなかった期はどうなりますか?

A. 標準の12点(3点相当)として扱われます。点検が行われなかったことでスタッフが不利にならないようにしています。

Q. 評価結果はいつ見られますか?

A. 全員の入力が終わり、本部が集計・確定して「公開」したあとです。それまでは「公開された評価はまだありません」と表示されます。

Q. 評価に納得できないときは?

A. 面談の場で上長に伝えてください。点数の付け方の根拠(着眼点のどこを見て判断したか)を確認できます。すでに確定した点数は変更されませんが、次の期の目標設定に反映できます。

Q. Bランクは悪い評価ですか?

A. 悪くありません。「期待どおりにきちんとできている」状態がBの水準です。ピッチも3つ付き、昇給の対象になります。グレード1・2の人はB以上を2期連続で取れば昇格の条件を満たします。

Q. 上期がA、下期がBでした。昇給はどちらで決まりますか?

A. 低いほうのB(ピッチ3)で決まります。1年を通して安定して高い評価を保った人だけが大きく昇給する仕組みです。なお、A評価を取った回については一時金が別に支給されます。

Q. 昇格の条件を満たしたのに昇格しませんでした。

A. 条件を満たすと「昇格候補」になりますが、実際の昇格は在級期間やポストの空き状況を踏まえて経営者が決定します。自動的に昇格するものではありません。

Q. 店長業務チェックの進み具合を知りたいです。

A. 本人には表示されない仕組みです。面談のときに上長へ直接聞いてください。

店長・SV・本部の質問

Q. 2名しかいない店舗の割当はどう作りますか?

A. 「同僚2」を空欄(選択しない)のまま作成してください。同僚1名の点数がそのまま「同僚の点」として使われます。

Q. 自分の店舗の環境整備点検をしてもいいですか?

A. できません。自店の点検は集計の対象から自動的に除外されます。点検は他店の店長またはSVが行ってください。

Q. 点検の項目を一部だけ記録しました。

A. 25項目すべてを記録しないと集計の対象になりません。途中で終わった点検は評価に反映されないので、あらためて全項目を実施してください。

Q. 同じ店舗を同じ日に2回点検したらどうなりますか?

A. 1回だけカウントされます(水増しを防ぐためです)。

Q. 「未提出あり」と出て集計できません。

A. その対象者について、4人の評価者のうち誰かが未提出です。「進捗」で提出状況を確認し、未提出の人に督促してください。全員の提出がそろわないと確定できません。

Q. 「定量未入力」と出ます。

A. グレード3以上の対象者に、粗利・人件費の入力がありません。管理メニューの「定量入力」から入力してください。売上・営業日数は任意です(未入力なら加減点0として扱われます)。

Q. 「グレード未設定」と出ます。

A. その人のグレードが登録されていません。「グレード管理」から1〜6を設定してください。過去の期の計算には、その期の開始日時点で有効なグレードが使われます。

Q. 評価開始してから対象者の追加を忘れていたことに気づきました。

A. 「準備中へ戻す」で期を準備中に戻せば、割当を追加できます。ただし、すでに1件でも提出済みの割当があるときは戻せません。その場合は本部に相談してください。

Q. 確定したあとに点検を追加したら、評価は変わりますか?

A. 変わりません。確定した時点の計算結果がそのまま保存されます(あとからルールやデータを変えても、過去の評価は動きません)。

Q. 昇給判定をやり直したいです。

A. 同じ年度の再確定はできません。確定前に必ず試算と調整額を確認してください。原資を超えている場合も保存自体は可能ですが、赤い警告が表示されます。

付録

用語集

360度評価
本人・同僚2名・上長の4人で1人を評価するしくみです。
グレード
等級(1〜6)。上がるほど数字(粗利・人件費)の責任が大きくなります。
ピッチ
昇給の単位。ランクごとに決まり、ピッチ×単価が昇給額になります。
QSC
Q=品質、S=サービス、C=清潔・衛生。評価の中心となる3区分です。
C-9
環境整備点検の結果を点数化したもの(16点満点)。店舗単位で全員に同じ値が入ります。
環境整備点検
他店の店長・SVが月1回以上、抜き打ちで行う店舗の点検です。
日商
売上÷営業日数。休業の影響を除いて前年と比べるために使います。
一時金
S・A評価のときに支給される単発のお金。基本給には積み上がりません。
差戻し
提出済みの評価を、もう一度入力できる状態に戻すことです。
確定・公開
確定=本部が集計結果を保存すること。公開=本人が結果を見られるようにすることです。